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留学生活のノウハウ
2025/4/16
2025/4/17

【コラム】アメリカでのご飯事情 和食派大学生のリアルな日常

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Iroha

この記事を書いたライター

Iroha

米シアトルにあるワシントン大学に通う現役留学生。日本の公立高校を卒業後、日米ダブル受験を経て東京大学に進学、1年前期で退学し渡米した経歴を持つ。専攻は心理学と法学。

みなさんこんにちは、アメリカの大学に通うIrohaです。

今日は、留学中の食生活について書いてみようと思います。

私がよく食べているもの

私は部屋にキッチンのない寮に住んでいるので、普段は部屋にあるレンジと炊飯器、電子ケトルに頼って生きています。

よく食べているのは、おにぎりとお味噌汁、お茶漬け、あとはおそばあたりでしょうか。

顆粒だし以外の材料は全て、大学にあるスーパーで買っています。西海岸ということもあってか、アジア系の調味料が意外と充実しているんです!

ちなみにお箸は、街中にある某百均チェーンで買いました。実はアメリカにも出店しているんですよね。さすがに100円とはいきませんが、物価を考えれば割安で色々な物が買えます。キャラクター雑貨が多めで日本とは少し品揃えが違うのも面白いです。留学先の近くにあったら、見てみると楽しいかもしれません。

さて、話を食に戻しまして、そんな和食大好きな私も時々、大学のフードコートを利用することがあります。
私の大学の場合はバラエティ豊かで、ハンバーガー、ピザ、サンドイッチ、中華料理、メキシコ料理、サラダバー、お寿司のお店があります。

ちなみにお寿司は、みなさんが想像する寿司ではなく、カリフォルニアロールなどのアメリカ流の巻物です。私のお気に入りは、スパイシーツナアボカドロールという、まぐろ、ピリ辛ソースとアボカドの巻物です。お寿司と呼ぶには若干抵抗がありますが、別カテゴリーのものとしては美味しいです。

謎のソースがかかっていたり海苔が内側に巻かれていたりする前衛的なアメリカのお寿司ですが、なぜかわさびとガリはちゃんと横に添えてあります。

外食

外食する時は基本的に、韓国、中華、台湾、香港、ベトナム、タイ料理などアジア系のご飯を食べています。メキシコ料理もスパイシーでかつ野菜が多くておいしいです。

西海岸という土地柄もあってか、色々な国の料理のレストランがあります。また、その国出身の方が出しているお店が多いので日本よりもだいぶ本格的な味が楽しめます。ただ、中華や韓国料理は、日本で食べるより辛いことが多いので要注意です。

日本食のお店は少ないですが、アジア系の料理のお店には時々日本食のメニューがあったりもします。

こちらに来て驚いたことは、”Teriyaki”と書かれた看板がたくさんあること。どうやら照り焼き味はアメリカでも人気なようです。日本では照り焼き屋さんを見ることはまずないので、これまた新鮮でした。

本格的な和食のお店はありますが、基本的に価格が高くて大学生が気軽にいけるような場所ではないので、和食が食べたい時は自炊がおすすめです。

自炊のすすめ

基本的に、輸入品コーナーやアジア系のスーパーで調味料はなんでも買えます。食材も品揃え豊富で、納豆、梅干し、冷凍のお好み焼き、海苔、パックご飯などなど、大概のものは手に入ります。

ただ、そもそもの物価が高いことと輸入品であることのせいでどうしても割高にはなるので、軽いものならスーツケースに入れて日本から持っていくのをお勧めします。(輸入禁止品目に注意!)私は、顆粒だしと鰹節だけは日本から持って行き、醤油、みりん、味噌などは現地で揃えました。

唯一不便なことといえば、薄切りの豚肉がないこと。なので、仕方なくキューブ状に切られたもので代用しています。

また、留学生活でおすすめなのが、他国出身の人と一緒に料理すること。私は、中国人の友達と一緒に餃子を作ったり、タイ人の友達とパッタイやタイのお鍋やらを作って食べました。日本の料理を作っても喜ばれました!私が作った中では、だし巻き卵が一番好評でした。

和食派必見!渡航時の持ち物

ここで、海外に渡る際に持っていくと便利なものをご紹介します!

短期留学編

  1. 顆粒だし

軽くて便利です。私がカナダに短期留学したときは、近くのスーパーで安い野菜を買って作った和風スープとフランスパンで5週間過ごしました。落ち着く味のスープがあると案外乗り切れたりするものです。

  1. 旅行用折りたたみケトル
中が平らで料理に使えるものが便利です。お湯を沸かすだけでなく、スープを作ったり野菜や卵を茹でたりといったちょっとした調理に使えます。滞在先にキッチンがない場合はこれ一つあるだけでかなり変わります

長期留学編

  1. 顆粒だし、鰹節等軽い調味料
留学先で買えるものも多いですが、日本で買った方がお得です。スーツケースに余裕があるなら詰めていって損はないかと思います。
  1. レンジでお米を炊くキット
毎日お米を食べたい人は重宝するようで、日本人の友人がよく使っています。滞在期間が長くなるようなら炊飯器を買ってしまうのも良いかと思います。私は友人から譲り受けた炊飯器を使っているのですが、お米を炊くのはもちろんのこと煮込み料理も作れるのでそれはそれは便利です。

アメリカの食文化の好きなところ3選

ここまで、アメリカで日本食を食べるにはどうしたら良いかをメインでお話してきましたが、せっかく留学するならばその土地の食文化も楽しみたいですよね。
ここでは、私が今までに感じたアメリカの食文化の好きなところを紹介していきます。

  1. To Go Box
外食した際に量が多いのはアメリカあるあるですが、ほとんどのお店では店員さんに頼むと持ち帰り用のコンテナがもらえます。一度で食べきれなくても残さずに持ち帰るのが一般的になっているのは素敵ですよね。

  1. 果物が高くない
日本では品種改良を重ねて作られた甘くて美味しい果物が高く売られていますが、アメリカでは果物は特別高くありません。私はよく、いちご、みかん、ラズベリー、ブラックベリー、マンゴーなんかを買います。日本では買うことのない果物を食べることができて幸せです。

  1. 食文化が多国籍
アメリカは移民が多い分、食文化も多様です。友達と料理したり外食したりする中でいろいろな国のご飯を楽しめるのは、アメリカならではの良いところなのかなと思っています。

まとめ

今回は、海外大生のリアルな食生活についてゆる〜くお届けしてきました。
食も大切な文化の一つなので、留学中は日本食で心を休めつつ色々な国のご飯を食べてみるのがいいのではと個人的には思っています。
皆さんの留学が、おいしく、実りあるものになりますように。
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