- 2025/2/26
- 2025/3/3
カナダ留学中のアルバイト探し完全ガイド!必要書類や注意点も解説!
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この記事を書いたライター
Ryodai
カナダのブリティッシュコロンビア大学に通い、国際関連、認知システム、ビジネスなどを幅広く学ぶ。日本でずっと生まれ育ち、大学はICUに通うが、わずか4か月で退学し初の海外留学を経験する。海外大学生の目線から役に立つ情報を発信します!
カナダのアルバイトとは?条件、探し方を徹底解説!
「カナダに留学に来てるけど、アルバイトを始めて少しでも経済的負担を減らしたい...」
「カナダでアルバイトってどうやって探すの?」
こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、カナダでアルバイトを探すのは意外と簡単で、JPcanadaやe-maple などの求人サイトを上手に活用すれば、スムーズに仕事を見つけることができます。
ただし、ビザの種類による労働時間の制限や、必要な書類、職場文化など、日本のアルバイトとは異なる点が多数あるので、しっかり準備してから応募しましょう!
この記事では、カナダ留学中にアルバイトをするための条件、探し方、必要な書類や注意点まで詳しく解説します!
この記事で分かること:
- ビザによって異なるカナダでの労働時間
- カナダ留学中のバイトの探し方
- カナダでのバイトを始めるのに必要な書類
- 日本とカナダでのアルバイトの違い
- カナダでアルバイトをする際の注意点
1. カナダはビザによって働ける時間が異なる!
カナダには様々なビザがあり、そのビザの種類によって働ける期間、時間が全く異なります!
今回は学生ビザ、就労ビザの二つにフォーカスを当てて解説していきます!
関連記事:【2025年最新】カナダ大学留学のための学生ビザ取得方法と申請ガイド!
1. 学生ビザ (Study Permit)
学生ビザは主にカナダの大学に四年間、またはそれ以上(大学院など)に通う方向けのビザとなっています。
学生ビザは、滞在期間中、週24時間までのアルバイトが許されているという違いがあります。
それに加え、長期休暇などには週40時間まで働くことが許可されております。
そのため、アルバイトをして学費や生活費を賄いながら生活することができるため、留学の経済的負担が減ります。
2. 就労ビザ (Work Permit)
もう一つは働くことを目的としてとる就労ビザです。
就労ビザにはいくつかの種類があり、自分の目的に合ったものを選ぶことが重要になります。
オープンワークパーミット(Open Work Permit)はオープンワークパーミットは特定の雇用主に縛られず、自由に働けるビザです。
一方、就労ビザ(Employer-Specific Work Permit)では、特定の雇用主のもとで働くことを前提としております。
そして、ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa)は、18~30歳の日本国籍者を対象としたビザで、最長1年間の就労および就学が可能です。
ただし、申請は先着順ではなく抽選制であり、定員があるため早めの準備が必要です。
これらのビザはすべて、勤務時間の制限がありません!

2. カナダ留学中のバイトの探し方とは?
カナダは日本よりも生活費が高いため、留学中にアルバイトをして少しでも経済的負担を減らしたいと考える人も多いのではないでしょうか?
実は、カナダでアルバイトを探すのは意外と簡単なんです!
今回は、カナダでのアルバイト探しに役立つおすすめのウェブサイト4選をご紹介します。
1. JP Canada
まず、一番定番で人気の求人サイトがJP Canadaです。
このサイトには、トロント、バンクーバー、ビクトリア、ウィスラーなど、さまざまな地域のアルバイト求人が掲載されています。
さらに、ハウジング(住む場所)の関する情報やグルメ情報、留学生同士の交流の場としても活用できるため、カナダ留学にはぴったりのサイトです!
2. E-maple
次におすすめなウェブサイトはe-mapleです!
JP Canadaと同様に、求人情報だけでなく、賃貸や生活情報も豊富に掲載されています。
対応エリアも幅広く、バンクーバー、ビクトリア、トロント、モントリオール、カルガリー、バンフなど、多くの都市の求人が見つかります。
3. WeXpats Job Canada
WeXpatsは、まだあまり知られてはいませんが、留学生向けに特化した便利な求人サイトです。
このサイトには、飲食業の求人が少なく、他のサイトにはない 事務系やオフィスワーク の求人が多く掲載されています。
そのため、飲食以外の仕事を探している方には特におすすめです!
4. Indeed
最後は、皆様一度は聞いたことあるであろう、Indeed Canadaです!
こちらの求人サイトは、他のサイトとは違い、カナダ全土最大規模の求人サイトとなっております。
こちらではアルバイトのみならず、フルタイムの仕事も探すことが可能です。
さらに、Indeedはローカルの求人情報も載っているので、日本語ではなく英語を活用したいという方には非常におすすめです。
レジュメを登録 しておけば、スムーズに応募ができるので、手間を省きたい方にも便利です!
以上、カナダでアルバイトを探すのにおすすめの 4つの求人サイト を紹介しました!
どのサイトも日本語・英語の求人が掲載されているため、自分の語学力や希望に合わせて探すことができます。
必要な書類を準備したら、あとは応募して面接を受けるだけとなっています。
求人サイトを使わずに、お店にレジュメを直接渡しに行くのも、一つの方法です!ただ、お店のピークタイムとかぶってしまうと、断られてしまう可能性が高いので注意しましょう!Ryodai さん
3. カナダでバイトをするのに必要な書類とは?
実際に採用された場合、カナダでアルバイトを始める際に必要な主な 5つの書類 を紹介します。
1. パスポート(またはその他の身分証明書)
まず、どの国で働く場合でも必要となる 身分証明書 です。
面接時に身分証を忘れると、不採用になってしまうこともあるため注意しましょう。
あらかじめ パスポートやIDをスキャン し、データを大切に保管しておくと安心です。
2. ビザ
次に重要なのが ビザ です。
ビザが必要な理由は、どのくらいの期間働けるか を確認するため。
多くの求人では、「ビザの期限が◯ヶ月以上ある方」といった条件を設けていることが多いです。
そのため、有効なビザを提示し、カナダに一定期間滞在できることを証明 しましょう。
ビザの期限が短いと、お店側にとって採用後すぐに人手不足になるリスクがあるため、断られることもあります。
3. 履歴書 (レジュメ)
アルバイトに応募する際に必須ともいえるのがレジュメ(履歴書)です。
ただ、日本の履歴書とは書き方が少し異なります。
日本の履歴書は、基本的に経歴や経験をすべて記載するものですが、カナダでは応募する仕事ごとに内容をカスタマイズします。
例えば、飲食店のアルバイトに応募する場合は、キッチン経験やチームワークを要した経歴のみを強調して書きましょう!
基本的に、応募が多い場合は採用担当者の負担を減らすため、2ページ目以降は読まれないことが多いので、レジュメは簡潔に、かつ具体的に関連性のある経歴を記載しましょう!
4. SINナンバー (社会保険番号)
アルバイトをするために 必ず必要 なのが SINナンバー(Social Insurance Number) です。
これは日本のマイナンバーのような 国民識別番号 で、雇用主はこの番号を記録し、税務処理などに使用します。
SINナンバーは近くに窓口があれば窓口で申請することもできますし。 IRCC のウェブサイトからオンラインで申請でき、後日郵送で届けてもらうこともできます。
5. 銀行口座
給料の支払いは 銀行口座への振り込み が一般的なため、口座の開設が必要です。
カナダに到着したら、 携帯のSIMカード契約と一緒に銀行口座も開設 しておくとスムーズです。
口座開設の際は、 ビザのコピーとID(パスポートなど) を忘れずに持参しましょう。
6. お酒をサーブする資格
居酒屋やバーなど、お酒を提供するお店でアルバイトをする際は、面接でサーバー資格の有無を聞かれることがあります。
カナダでは州ごとに必要な資格が異なり、バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)ではServe It Right(SIR)、トロント(オンタリオ州)ではSmart Serveの取得が求められます。
これらの資格は、オンラインで動画を視聴し、テストを受けるだけで取得可能です! 空き時間に簡単に受講できるので、事前に取得しておくとスムーズに採用されやすくなります。
4. カナダと日本でのアルバイトの違い3選を解説!
「カナダのアルバイトに無事合格したけど、初めて働くから不安…」と感じる方も多いのではないでしょうか?
ここでは カナダと日本のアルバイトの違い を詳しく解説します!
1. 給与の高さ、チップ文化
カナダにはアメリカ同様、チップ文化 があります。
アメリカでは、お客さんが担当のサーバーに直接チップを渡し、接客の良し悪しがチップ額に反映 される仕組みが一般的です。
一方、カナダではチップは一度全額回収され、職場での経験やポジションに応じて分配される「チッププール」制度 が主流です。
そのため、個々の働きぶりよりも チーム全体での分配 になります。
また、カナダは物価が高いため、最低賃金も日本より高め です。
現在の最低賃金は州によって異なりますが、平均時給は14〜17ドル(約1,500〜1,900円) となっています。
2. 職場の雰囲気、マナー
日本では上下関係が厳しく、マナーに気を使う職場が多いですが、カナダではそのような文化はほとんどありません。
カナダの職場は フラットでフレンドリーな雰囲気 が特徴です。
上司や同僚とも 対等な関係 で接することができ、堅苦しいマナーに気を遣う必要はあまりありません。
また、日本のように 細かいマニュアル はあまりなく、臨機応変な対応 が求められる場面が多いです。
3. シフトの自由度、福利厚生
シフトは日本の固定シフトはあまりなく、基本的に入れない時間帯と週の勤務回数を伝え、マネージャーがシフトを組む仕組みです。
福利厚生に関しては、日本などは交通費支給が一般的ですが、カナダのアルバイトはそれがありません。
しかし、アルバイトにも休日手当(ホリデーペイ)が付き、その日の給与は1.5倍になります。
さらに、有給休暇が適用される場合もあり、Vacation Pay(通常給与の4%)が支給 されることもあります。
5. カナダでアルバイトをする際の2つの注意点!
最後に、カナダでアルバイトをする上での2つの注意点について解説していきます!
1. ビザの種類による労働時間の制限
前述した通り、ビザにより働ける時間が限られています。
厳しく管理されているわけではありませんが、万が一政府に気づかれてしまった場合、ビザの取上げの可能性もあるので必ず、時間制限は守りましょう。
お店側にも制限を伝えればちゃんと制限以内のシフトに納めてもらえます。
そして学生である場合、学業との両立も考えしっかり勤務時間の制限を自分でも設けるようにしましょう!

2. 履歴書(レジュメ)の書き方
日本の履歴書は基本的に自分の経歴を全て書き出しますが、カナダは必要な経歴のみを書きます。
というのも、カナダでは多くの応募が来るため、何ページも一人一人読んでいる暇はありません。
そのため、カナダ(アメリカ含め)でレジュメを書く際は必ずA4の紙一枚に全てをまとめています。
各経歴も応募する職種に使えるようなものを書きましょう!
カナダ留学でのアルバイトの探し方まとめ
この記事では、カナダ留学中のアルバイトの探し方、必要な書類、そして働く際の注意点について紹介しました。
カナダでのアルバイトは、必要な書類を準備したら、あとは応募して面接を受けるだけ。シンプルな流れで始められます!
日本食レストランなら安心して経験を積めますし、ローカルのレストランで働けば、英語環境の中で語学力を鍛えるチャンスにもなります。
アルバイトは、実践的な英語を学びながら生活費を補える貴重な機会です。ぜひ挑戦して、経済的負担を軽減しつつ、充実した留学生活を送りましょう!
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