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海外大学の基礎情報
2024/12/10

【大学紹介】イギリスの地方大学7選を紹介!コストも魅力も満載な選択肢とは?

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Kazuki

この記事を書いたライター

Kazuki

イギリスのダラム大学にて経営学を専攻。幼少期を日本、シンガポールで過ごしたのち、渡英。趣味はカメラと旅行で、異文化に触れるたびにシャッターを切る瞬間が一番の楽しみ。自身の経験をもとに、留学や海外生活のリアルな情報をお届けします!

みなさんこんにちは!留学情報をお届けする海外大生ライターのKazukiです。

イギリスには166校もの大学が存在し、その多くが世界トップクラスの教育水準を誇っています。イギリスの大学と聞くと、ロンドン大学(UCL、キングス・カレッジ・ロンドン、LSE、インペリアル)やマンチェスター大学といった大都市に位置する大学をイメージされるかもしれません。しかし、地方にもユニークな魅力を持つ大学が多数存在しています。

この記事では、ロンドンやマンチェスターといった都会の大学ではなく、イギリスの地方ならではの良さが詰まった地方大学に注目し、その特徴や魅力をご紹介していきます。

この記事では、イギリスの地方大学7校を厳選してご紹介します。各大学の特徴やメリットもお伝えしますので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね!Kazuki さんKazuki さん

この記事でわかること:

  • なぜイギリスの地方大学にいくべきか?
  • イギリスの地方大学7選

イギリスの地方大学の魅力:どういった学生におすすめ?

1. 生活コストを抑えたい人

ロンドンやマンチェスターといった大都市は家賃や生活費が高額になりがちです。例えば、ロンドンの家賃はシェアハウスでも最低1000ポンド(約20万円)以上、都心では1500ポンド(約30万円)を超えることも珍しくありません。

一方で、地方の街では400~700ポンド程度でシェアハウスが見つかることが多く、生活費を大幅に抑えることができます。

また、イギリスの地方都市はコンパクトなサイズ感のものが多く、徒歩で生活が完結することが多いです。交通費もほとんどかからないため、経済的に余裕を持ちながら学べる環境が整っています。

2. 静かで落ち着いた環境で勉強に集中したい人

地方大学は、自然豊かな環境や歴史的な街並みが特徴です。都会の騒音や人混みから離れ、ストレスを軽減しながら勉学に専念できる環境が整っています。

例えば、サセックス大学のように国立公園内に位置する大学では、自然に囲まれた静かな環境の中で勉強に没頭できます。また、エンターテイメントが多い都会に比べ、誘惑が少なく、集中力を維持して勉強しやすいのもメリットの一つです。

3. コミュニティ感の強いカレッジタウンで勉強したい人

地方の大学が位置する街は「カレッジタウン」として機能しており、地域全体が学生生活を支えるコミュニティとなっています。学生同士のつながりが強く、地域住民との交流も活発で、温かみのあるアットホームな雰囲気が魅力です。地方大学では、街全体がキャンパスのような役割を果たし、真のキャンパスライフを謳歌できます。

例えば、ダラム大学では歴史的な街並みと大学が一体となり、地域の文化に触れながら学ぶことができます。このようなコミュニティ感の強い環境は、都市部では得られない地方大学ならではの体験です。

イギリスの地方大学7選をご紹介!

お待たせしました!以下では、編集部が厳選したイギリスの地方大学の中でも特におすすめの7校をご紹介します。地方の魅力を最大限に楽しみながら、質の高い教育を受けられる大学ばかりです。

1. ダラム大学 (Durham University)

ダラム大学は、イギリス北東部に位置する歴史ある名門大学です。
ガーディアン紙が発表する国内ランキングでは常にTOP10にランクインし、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に次ぐ名門として知られています。特に人文学や社会科学の分野で高い評価を受けています。

大学が位置するダラムの街は、世界遺産にも登録されたダラム大聖堂やダラム城を中心とした美しい街並みが広がり、歴史と自然が融合した魅力的な環境です。街の人口約5万人に対し、3万人もの学生が住む学生街であり、地域全体が学生生活をサポートしてくれます。

さらに、ダラム大学の特徴として挙げられるのが、**イギリス伝統のカレッジ制度(Collegiate System)**です。新入生は大学内の16以上のカレッジのいずれかに配属され、専用の寮で生活します。この制度により、学生同士のつながりが強まり、アットホームなコミュニティが形成されます。

ダラム大学は、美しい環境と高い教育水準、そしてカレッジ制による充実した学生生活を提供する、地方大学の中でも特に注目すべき存在です。

ダラム大学についての詳細な情報については、以下のページを参考にしてみてください!

関連ページ:【徹底解説】ダラム大学の特色や生活環境、進学情報などについて

関連記事:英・ダラム大学の留学体験談:カレッジ制で広がるコミュニティの魅力

2. セント・アンドリューズ大学 (University of St Andrews)

セント・アンドリューズ大学は、1413年創立のスコットランド最古の大学であり、イギリス国内ランキングでも常に上位に位置する名門大学です。特に国際関係学や人文学が強く、英国王室の卒業生も輩出しています。ています。

大学があるセント・アンドリューズの街は、エディンバラから1時間半ほど北上したセント・アンドリューズという東海岸の小さな街に位置し、歴史的な建築や美しい海岸線が特徴です。

学生が街全体の約3分の1を占めるため、スコットランドの小さなカレッジタウンのアットホームな雰囲気の中で学ぶことができます。

小規模で移動も便利な街に加え、少人数教育を重視した環境で、教授や学生同士の距離が近いのも魅力です。

また、セント・アンドリューズはゴルフの発祥地としても知られており、スポーツや課外活動も充実しています。静かで落ち着いた環境で、伝統ある教育を受けたい人におすすめの大学です。

セント・アンドリューズ大学についての詳細な情報については、以下のページを参考にしてみてください!

関連ページ:【徹底解説】セント・アンドリューズ大学の特色や生活環境、進学情報などについて

3. バース大学

バース大学は、南西イングランドの歴史ある街バースに位置し、就職率の高さインターンシップ制度で高い評価を得ています。理系分野やビジネス、PPE(哲学・政治・経済)に特化しており、キャリア重視の教育が特徴的です。一方、言語学や人文学、アート系の分野はほとんどなく、理系に強い大学として明確な位置づけがあります。

キャンパスは丘の上にあり、全ての施設がコンパクトに集約されているため、学生生活の利便性が高いのもポイントです。大学があるバースの街は、美しいジョージアン建築や温泉で知られる世界遺産都市であり、穏やかで落ち着いた雰囲気が魅力です。人口約8万人の小さな街で観光客が多く、レストランなども充実しています。

バース大学は、キャリア志向の学生や理系分野で専門性を高めたい人に最適な環境を提供しています。

4. ウォーリック大学 (University of Warwick)

ウォーリック大学は、1965年設立の比較的新しい大学でありながら、イギリス国内外で高い評価を受けています。 特にビジネススクール(WBS)は、イギリス内でもトップクラスの評価を得ており、投資銀行やトップコンサルティング企業への内定者も多く、キャリア志向の学生にとって魅力的な選択肢となっています。

キャンパスはコヴェントリー近郊の田園地帯に位置し、静かで落ち着いた環境が学業に集中するのに適しています。 キャンパス内にはスーパーやレストラン、ジムなどの施設が揃っており、学生生活の利便性も高いです。

また、ウォーリック大学は多様な課外活動が盛んで、学生主導のイベントやクラブ活動が充実しています。 特に毎週水曜日に行われる「サークリング」というイベントは、多くのSocietyが集まり、飲み会ゲームやダンスを楽しむ人気のイベントです。

ウォーリック大学は、質の高い教育と充実した学生生活を求める方におすすめの大学です。

関連ページ:【徹底解説】ウォーリック大学の特色や生活環境、進学情報などについて

関連記事:英・ウォーリック大学の留学体験談:イギリスのビジネス・スクールで広がる可能性

5. ランカスター大学 (Lancaster University)

ランカスター大学は、イギリス北西部の静かな田舎町に位置し、カレッジ制、学問の柔軟性、自然豊かな環境が魅力の大学です。学生は8つのカレッジのいずれかに所属し、1年目はカレッジの寮で生活します。カレッジ単位でのイベントや交流が盛んでありながら、ダラム大学やオックスブリッジほどカレッジ色は強くないため、自由なキャンパスライフも楽しめます。

また、ランカスター大学では、学部を越えてコースを柔軟に組み合わせることが可能です。たとえば、心理学を専攻しながらマーケティングを学ぶといった多分野の学びが提供され、興味に応じて幅広いスキルを身につけられます。

キャンパスは自然豊かで静かな環境にあり、都会の喧騒を離れて勉強に集中できる理想的な場所です。広大な敷地内には生活に必要な施設が揃い、便利で快適な学生生活をサポートしています。温かいコミュニティと柔軟な学びを求める学生にとって最適な大学と言えるでしょう。

関連ページ:【徹底解説】ランカスター大学の特色や生活環境、進学情報などについて

6. エクセター大学 (University of Exeter)

エクセター大学は、南西イングランドの街エクセターに位置し、環境学やサステイナビリティ分野での研究が特に強みの大学です。国内ランキングでも常に上位に位置しており、特にビジネス、心理学、生物学といった分野で高い評価を得ています。

キャンパスは美しい自然に囲まれており、街の中心地から徒歩圏内という便利な立地が特徴です。中でもストリータム・キャンパスは丘の上に広がり、モダンな施設と緑豊かな環境が調和しています。また、南西イングランドの穏やかな気候も学生生活を快適にするポイントです。

さらに、エクセター大学は現地のイギリス人学生の比率が高く、留学生やアジア人の割合が少ないため、より深くイギリスの文化や価値観を理解できる環境が整っています。

エクセター大学は、スポーツ活動に積極的に参加したい人や、自然豊かな環境で学びたい人におすすめの大学です。

関連ページ:【徹底解説】エクセター大学の特色や生活環境、進学情報などについて

7. サセックス大学 (University of Sussex)

1961年に設立されたサセックス大学は、国際関係学、開発学、社会科学、自然科学の分野で高い評価を受ける革新派の大学です。キャンパスはイングランド南東部の国立公園内に位置し、自然豊かな環境で心身ともにリフレッシュしながら学ぶことができます。この環境は、勉学に集中したい学生にとって理想的です。

サセックス大学の大きな特色は、多様性を重視した自由な校風です。ブライトンに近い立地は、LGBTQコミュニティや多様な文化を受け入れる雰囲気を生み出し、さまざまなバックグラウンドを持つ学生が自分らしく過ごせる場を提供しています。また、学生たちは社会問題への関心が高く、授業外でも署名活動やイベントを通じて積極的に社会に関わる姿勢を見せています。

サセックス大学は、多様性を重視した自由な環境で学びたい人、社会問題に関心を持つ革新的な学生、自然豊かな場所で学びたい人にぴったりの大学です。

関連ページ:【徹底解説】サセックス大学の特色や生活環境、進学情報などについて

番外編:オックスフォード大学、ケンブリッジ大学

イギリスの大学を語る上で欠かせないのが、オックスフォード大学とケンブリッジ大学、通称「オックスブリッジ」です。これらの大学は、イギリス最古の大学として世界的に知られ、卓越した教育と研究水準を誇ります。両大学ともにカレッジ制を採用しており、学生は所属するカレッジを中心に学びと生活を送ります。この制度により、アットホームなコミュニティの中で学ぶことができる一方、高い学問的期待が課される環境でもあります。

オックスフォード大学は特に人文学や哲学、経済学で名を馳せており、一方のケンブリッジ大学は理系分野、特に物理学や工学、自然科学の分野で世界的な評価を得ています。それぞれが持つ学問分野の強みや伝統は、長い歴史に裏打ちされています。

さらに、両大学ともに中世の美しい街並みに溶け込むように存在しており、学問を追求する環境としては申し分ありません。オックスフォードとケンブリッジは、地方の静けさと学問の集中度を求める学生にとって、最高峰の選択肢と言えるでしょう。

関連ページ:【徹底解説】オックスフォード大学の特色や生活環境、進学情報などについて

関連ページ:【徹底解説】ケンブリッジ大学の特色や生活環境、進学情報などについて

【まとめ】イギリスの地方大学で自分らしい学びを見つけよう!

この記事では、イギリスの地方大学7校を厳選してご紹介しました。地方大学には、ロンドンやマンチェスターといった大都市にはない魅力がたくさん詰まっています。生活コストの抑えやすさ、自然豊かな環境、アットホームなコミュニティ、そして集中して学べる環境は、地方大学ならではの特徴です。

ダラム大学やセント・アンドリューズ大学のような歴史ある名門校、バース大学やウォーリック大学のようなキャリア重視の大学、サセックス大学のように多様性と自由な校風を誇る大学など、地方大学にはそれぞれ独自の個性があります。また、エクセター大学やランカスター大学のように自然豊かな環境で学べる大学も、忙しい日常から離れリフレッシュしながら勉学に取り組みたい学生に最適です。

イギリスには、まだまだ魅力的な大学がいっぱいある!

今回の記事では、イギリスの地方大学7校を厳選してご紹介しましたが、これ以外にも魅力的な大学は数多く存在します。

イギリスには166校もの大学があり、そのほとんどが国公立大学で、教育水準が非常に高いことが特徴です。名門大学や専門分野に特化した大学が多く、学びたい分野に応じて理想の大学を選ぶことができます。

例えば、ヨーク大学ニューカッスル大学アバディーン大学は、歴史や研究分野で強みを持ちつつ、自然豊かな環境での学びを提供しています。

さらに、リーズ大学シェフィールド大学は都市型大学としての利便性を備えながらも、特定の分野で高い評価を得ています。また、イースト・アングリア大学はアートや環境学分野で注目される大学です。

どの大学もそれぞれ独自の魅力を持っており、興味のある大学を調べることで、自分にぴったりの学びの場が見つかるはずです!

ただし、留学の準備は情報収集や大学選びなど、取り組むべきことが多岐にわたり、時間と労力がかかります。「何から始めればいいかわからない…」と悩んでしまう方も少なくありません。大学選びは特に大変で、興味のある分野、立地、費用、生活環境などを一つ一つ比較し、自分に合った選択をする必要があります。

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