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海外大学の基礎情報
2024/12/3
2024/12/8

【決定版】アメリカの大学の特徴や進学方法を徹底解説

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留パス編集局

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留パス編集局

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アメリカの大学と言えば、どんなイメージを思い浮かべますか?

「ハーバード」「MIT」「スタンフォード」などの世界トップレベルの名門校、多様な文化が交わるグローバルなキャンパス、そしてアメリカンドリームを体現するような自由で挑戦的な学びの環境…。魅力が尽きませんね。

実はアメリカの大学には、世界中からトップの人材が集まる高水準な教育環境幅広い専攻と柔軟なカリキュラムスポーツ奨学金制度など、他国にはない特徴がたくさんあります。

この記事では、そんなアメリカの大学の魅力や進学方法、学費、学生生活などについて初心者でも分かりやすく解説します!

この記事の情報と紹介している関連記事を見れば、アメリカの大学についての基本的な情報は全て網羅的に理解ができます。アメリカの大学に少しでも興味がある方は、ここから大学選びを始めてみてくださいね。留パス編集局 さん留パス編集局 さん

この記事のでわかること:

  • アメリカの大学の特徴、メリットやデメリットについて
  • アメリカの大学の費用や活用できる奨学金
  • アメリカのTOP10名門大学、リベラルアーツ・カレッジ、アイビーリーグ8校などについて
  • アメリカの大学に出願する上でのプロセスについて

アメリカの大学に進学するメリット

1. 世界最高峰の教育環境!世界中の知見が集まる

THEが発表した2025年の世界大学ランキングで、トップ100にランクインしたアメリカの大学は驚異の38校!一方で、日本は東京大学と京都大学の2校のみ。この差が示すように、アメリカの大学が世界でいかに先進的であるかが分かります。

アメリカにはハーバード大学スタンフォード大学イェール大学といった、誰もが知る名門大学が揃っています。これらの大学は、世界中の優秀な学生や研究者を引きつける教育・研究環境を提供しており、学問の最前線に立っています。

また、アメリカは世界一の経済大国であり、アップルマイクロソフトなど、世界をリードする企業が数多く本拠地を置いています。さらに、シリコンバレーを中心とした起業家文化はアメリカが主導しており、革新と発展を続けるこの環境で学ぶことは他にない経験となるでしょう。

加えて、アメリカの大学のスケール感は圧倒的です。例えば、ミネソタ大学イリノイ大学アーバナシャンペーン校ミシガン大学など、5万人以上の学生が在籍する大学も珍しくありません。これほど大規模な教育機関は他国ではあまり見られず、大学が持つ資金の潤沢さや研究への投資額も桁違いです。

こうした背景から、アメリカの教育環境は「別格」と称され、多くの学生がそのスケールと質に魅了されています。

2. 4000校の中から自分に合った大学が絶対見つかる。

アメリカには世界最多の4000校以上の大学があり、選択肢の幅広さが最大の特徴です。州立大学、私立大学、リベラルアーツカレッジなど、多種多様な学びのスタイルがあります。

例えば、学費が高いと言われるアメリカの大学ですがBYU(ブリガム・ヤング大学)のように学費が平均の半分以下の大学もあります。

また、大規模な総合大学で最新のリソースを活用したい学生もいれば、リベラルアーツカレッジの少人数制で教授との密接な関係を築きたい学生もおり、個々のニーズに応じた選択が可能です。

3. 編入制度が充実している

アメリカの大学では、編入制度が非常に柔軟で、多くの学生にとって魅力的な選択肢となっています。

たとえば、コミュニティカレッジ(2年制大学)から、カリフォルニア大学バークレー校やロサンゼルス校などのUC系名門大学に編入するケースが増加傾向にあります。

特に日本人留学生の間では、コミュニティカレッジ経由でUC系大学に進学するルートが一般的になりつつあり、毎年数百人の日本人学生がこの制度を活用しています。

アメリカの大学は学業の負担が大きい一方で、学年内で優秀な成績を収めると、他大学に編入する道が開かれるのが特徴です。さらに、4年制大学同士の編入も比較的容易です。

たとえば、元アメリカ大統領のバラク・オバマは、カリフォルニア州にある名門リベラルアーツカレッジのオクシデンタル・カレッジから、アイビーリーグのコロンビア大学へ編入しています。

入学後、「自分に合わない環境だった」「もっと高いレベルの大学に挑戦したい」と感じた場合でも、努力次第で環境を変えられるのがアメリカの大学の魅力です。この柔軟性は、学びの幅を広げたい学生や再挑戦したい学生にとって、大きな安心材料となるでしょう。

4.  多様な専攻と柔軟なカリキュラム

アメリカの大学では、専攻の選択肢や授業の構成が非常に自由で、多くの学生にとって魅力的な学びの環境を提供しています。

1~2年目には一般教養科目(リベラルアーツ)を中心に履修し、幅広い分野の学びを通じて、自分の興味や適性をじっくり見極めることができます。その後、3年目で専攻を選ぶため、入学時点で進路が明確でない学生でも安心です。

また、多くの大学でダブルメジャー制度が導入されており、複数の分野を並行して学ぶことが可能です。例えば、経済学を専攻しながら、コンピュータサイエンスを副専攻(マイナー)に選択するなど、異なる分野を組み合わせた学び方も柔軟に選べます。専攻の変更や副専攻の追加も比較的簡単に行えるため、学びたい分野が変わった場合でも対応しやすいのが特徴です。

この柔軟性は、進路が明確でない学生にとっての安心材料であるだけでなく、将来のキャリア形成に向けて多角的な視点やスキルを身につける絶好の機会です。専攻の枠にとらわれない学びが、アメリカの大学の大きな魅力の一つです。

5. 奨学金が充実!学費負担も軽減可能

アメリカの大学の学費が高額であることは事実ですが、それを補う奨学金制度が非常に充実しています。例えば、柳井正財団の完全給付型奨学金では、アメリカのトップ50大学が対象となっています。また、多くの大学が成績や特技に応じた奨学金を提供しており、個々の条件に応じたサポートが受けられます。

6. 世界中から多種多様な学生が集まる、真のグローバルな環境

アメリカの大学は、世界中から多くの学生が集まるため、多様性に富んだ真のグローバル環境を提供しています。移民の国であるアメリカならではの特徴として、宗教や人種、文化を超えた交流が日常的に行われており、政治的思想や価値観の違いも受け入れられる風潮が広がっています。

このような環境で学ぶことで、新しい人生観や物事の捉え方、多様な価値観に触れる機会が得られます。

日本人だからといってアウトサイダーになる心配もありません。アメリカには日系アメリカ人をはじめ、メキシコ系、ユダヤ系などさまざまな背景を持つ人々が集まっています。大学によっては、留学生の割合が3~4割を超えるキャンパスも多くあり、留学生コミュニティが非常に充実している場合もあります。

異国の地に留学することに不安を感じる方も多いかもしれませんが、実際に現地で生活してみると、意外と気の合う友達やサポートしてくれる仲間に出会えるものです。

また、多くの大学が留学生のためのプログラムやサービスを用意しているため、初めての環境でも安心して生活をスタートできるのがアメリカ留学の魅力の一つです。

7. アメリカでの現地就職も夢じゃない!卒業後の選択肢が圧倒的に広がる

アメリカの大学を卒業後、留学生はOPT(Optional Practical Training)を利用して最長1年間の就労が可能です(STEM分野ではさらに2年間延長可)。

シリコンバレーやニューヨークで働けるチャンスもありますが、実際のところH1Bビザ取得の競争は厳しく、現地就職が保証されているわけではありません。

一方で、アメリカの大学卒業生はグローバル経験が評価され、大手日系企業や外資系企業の日本オフィスでの需要が高いです。

毎年11月に開催されるボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)を活用すれば、日本の大手企業や外資系企業からオファーを受けるチャンスが大きく広がります。このイベントには約200社が参加し、アメリカの学生を積極的に採用しています。

アメリカの大学の気になるデメリット

1. 学費が高い!

アメリカの大学は学費・生活費ともに世界トップクラスの高さで、年間で500万円〜1000万円ほどかかることが一般的。特に、アイビーリーグやスタンフォード、MITのような名門私立大学では年間700万円以上になることも珍しくありません。

加えて、ニューヨークやサンフランシスコなどの大都市で学ぶ場合、生活費が年間200万円から300万円以上かかることもあります。

この費用負担が大きな壁となりますが、一方で奨学金制度が充実しているのも事実です。

例えば、日本人向けの柳井正財団や笹川平和財団の奨学金では、授業料や生活費が完全給付されるケースもあります。

さらに、大学自体が成績優秀者やスポーツ選手向けの奨学金を提供している場合もあるため、事前にしっかり調査することが重要です。

2. 専門的な知識を深められない?

アメリカの大学では1〜2年目一般教養科目(リベラルアーツ)課程を履修し、3年目から専攻を選ぶのが一般的です。この仕組みは幅広い分野を学べるという利点がありますが、特定の専門分野に早くから集中したい学生には不向きかもしれません。

たとえば、医療、エンジニアリング、法学など、専門性の高い分野を目指す場合、イギリスやオーストラリアの大学の方が3年間で効率的に学べることもあります。

ただし、アメリカのリベラルアーツ教育は、キャリアチェンジや幅広い視点を持つ人材育成に有利であり、卒業後の進路選択の幅を広げる点ではメリットもあります。

3. 大都市は治安が良くない?

アメリカの都市部では、地域によって治安に大きな差があります。例えば、カリフォルニアの一部地域では薬物問題やスリが多発しており、注意が必要です。

一方で、ボストンのような学生街は比較的安全で、住みやすい環境が整っています。また、地方の大学はカレッジタウンとして安全性が高く、コミュニティが密接なため安心して生活できるケースが多いです。

ただし、アメリカ全体が銃社会である点を考慮する必要があります。日常生活では夜間の外出を避けたり、危険区域を事前に把握したりすることでリスクを最小限に抑えることができます。

4. 差別などがある?

アメリカでは多文化共生が進んでいる一方で、差別が根強く残る地域もあります。

特に、保守的な州ではアジア人に対する偏見や差別的な発言が聞かれることがあります。見た目で判断されることも多く、中国人と混同されるケースも少なくありません。

ただし、都市部や有名大学では多様性が尊重される環境が整っており、差別を感じにくい場合が多いです。さらに、大学自体がダイバーシティ推進のための取り組みを行っており、留学生をサポートするための専用プログラムを設けていることもあります。

このような環境で学ぶことで、多文化理解が深まり、自己成長の機会となることも期待できます。

5. 意外と日本人が多い大学もある

アメリカの大学の中には、日本人学生が多く集まる大学もあります。特にUC系(カリフォルニア大学群)では、一学年に100~200人以上の日本人学生が在籍していることも珍しくありません。

このため、日本人同士でのコミュニティが形成され、現地の文化に触れる機会が減る可能性があります。一方で、ネットワーキングや情報共有の面では日本人コミュニティが役立つこともあります。

これを避けたい場合は、リベラルアーツカレッジや地方の大学など、日本人が少ない環境を選ぶのも一つの手です。

アメリカには4000以上の大学があり、自分に合った環境を見つけるための選択肢は無限にあります。

アメリカの大学のカリキュラム・授業の特徴

4年間のカリキュラム

アメリカの大学の学士課程は基本的に4年間で構成され、1年目から2年目にかけては一般教養課程(リベラルアーツ)が中心となります。

これは文系・理系を問わず幅広い科目を学ぶことで、自分の興味や適性を見極める期間となります。

一部の理系専攻では専門科目が早めに始まりますが、多くの学生は3年目に専攻(メジャー)を選びます。この柔軟性により、進学時点で進路が明確でなくても安心して学べる環境が整っています。

ダブルメジャー・マイナーの柔軟性

アメリカの大学では、ダブルメジャーや副専攻(マイナー)を選べる仕組みが整っており、2つ以上の専攻を持つオプションが充実しています。たとえば、経済学をメジャー(主専攻)として学びつつ、コンピュータサイエンスをマイナー(副専攻)に選ぶことで、経済の知識とITスキルを兼ね備えた人材になることが可能です。

さらに、ダブルメジャーを選択する学生は多く、心理学とマーケティング、国際関係学とデータサイエンスなど、異なる分野を組み合わせた学び方が一般的です。一部の大学では、トリプルメジャーや複数のマイナーを持つ学生もおり、3つ以上の学問分野で学位を取得する例もあります。

リベラルアーツ・カレッジの特長

リベラルアーツ・カレッジは少人数制で、4年間を通じて幅広い分野の学問を深く学べるのが特徴です。

専攻を選ぶ必要がなく、特に学際的な視点を養いたい学生にとって魅力的な環境です。また、教授との距離が近いため、指導を受けやすく、学びをより深めることができます。

講義スタイルの多様性

州立大学や大規模な総合大学では、数百人規模の大講義が一般的です。教授との直接の交流は少ないものの、専門分野の知識を体系的に学べる環境が整っています。

一方、セミナーやワークショップ形式の授業では、学生同士や教授とのディスカッションが中心となり、アウトプットの機会が豊富です。

日本の「ゼミ」に近い感覚で進められる授業も多く、積極的な発言が求められます。

ワークロードと学びの質

アメリカの大学では、日本の大学と比べてワークロード(課題量)が非常に多いのが一般的です。リーディングやリサーチペーパー、グループプロジェクトなどが頻繁に課され、学期中は時間管理が重要です。

また、成績が悪い場合は留年ではなく退学となる厳しい環境があるため、一定のプレッシャーを感じながら学びを進める必要があります。

その分、努力が成果に直結し、学びの質や満足度は非常に高いと評価されています。

学びの選択肢が豊富

アメリカの大学では、専攻や履修科目の選択肢が非常に多いことが魅力です。大学によっては100以上の専攻から選べる場合もあり、学生が自分の興味を最大限に追求できる仕組みが整っています。

また、オンライン授業や短期プログラムなど、多様な形式の授業を選択することができるため、柔軟に学ぶことができます。

アメリカ大学の費用

アメリカの大学に留学する際、学費と生活費の両方を考慮する必要があります。

一般的に、1年間にかかる合計費用は500万円以上が目安となります。学費や生活費は大学や地域によって異なりますが、以下に詳しくまとめます。

学費の相場

アメリカの大学に通う場合、学費は大学やプログラムによって大きく異なります。以下はおおよその目安です:

  • 名門私立大学(アイビーリーグなど):年間500万〜700万円程度。教育の質や設備が充実している一方で、非常に高額です。
  • リベラルアーツカレッジ:同様に高額で、年間400万〜600万円程度が一般的。少人数制で手厚い教育が特徴です。
  • 州立大学(州内出身者以外):年間300万〜500万円程度。州内出身者の場合は、さらに学費が低く抑えられます。
  • コミュニティカレッジ:年間100万〜200万円程度。学費が非常に低く、4年制大学への編入を目指す場合の選択肢として人気です。
ここ数年、学費は上昇傾向にあります。アメリカの大学の学費は毎年更新されるため、大学の公式ホームページで最新の金額を確認することをお勧めします。留パス編集局 さん留パス編集局 さん

生活費

活費も大学の所在地によって大きく異なります。以下は一般的な地域ごとの費用目安です:

  • 大都市(ニューヨーク、ボストン、カリフォルニアなど):年間200万〜300万円程度。家賃、食費、交通費が特に高額です。
  • 地方都市やカレッジタウン:年間100万〜200万円程度。生活費は比較的安価ですが、交通費や物資の調達に制約がある場合も。
  • 大学寮:多くの大学では寮生活が一般的で、食費や光熱費が含まれる場合があります。年間100万〜150万円程度が相場です。

大都市での生活は魅力的ですが、費用を抑えたい場合は地方大学を検討するのがおすすめです。

アメリカの大学生のお金事情については、以下の記事で詳しく説明しているので、是非ご参照ください。

費用負担を軽減する方法

アメリカの大学は費用が高額ですが、奨学金を活用することで負担を軽減できます。柳井正財団や笹川平和財団、JASSOが提供する完全給付型奨学金は、学費や生活費を大幅に補うことが可能で、特に成績優秀な学生におすすめです。また、アメリカの大学自体も成績や特技に応じた奨学金を多く提供しています。

費用を抑える別の方法として、コミュニティカレッジから4年制大学への編入ルートがあります。学費が安く、2年間で大幅な節約が可能です。学生ビザを持つ場合、キャンパス内で週20時間以内のアルバイトが認められており、図書館や学内カフェでの仕事が一般的ですが、あくまで補助的な収入と考えるべきです。

さらに、生活費を抑えるために地方の大学を選ぶのも一案です。地方は家賃や物価が安く、大都市よりも生活コストを抑えやすい環境が整っています。これらの方法を組み合わせることで、費用を効率的に管理することが可能です。

アメリカの名門大学をご紹介!

アメリカの大学を選ぶ際、世界ランキングだけに頼らないことが重要です。

確かにQSやTHEなどの世界ランキングは参考になりますが、これらは研究成果を主に評価しており、大学の教育の質や学生生活、キャリア支援などが反映されていない場合があります。

たとえば、リベラルアーツカレッジのように、学部教育に特化し、少人数制で質の高い教育を提供する大学は、世界ランキングでは評価が低いことがありますが、実際には非常に優れた教育を行っています。バージニア大学やジョージタウン大学などはその好例です。

また、アメリカの学生がよく利用する指標として、US News & World Reportが発行する国内ランキングがあります。これは教育の質や学生満足度、卒業後のキャリア実績などを重視しており、信憑性が高いとされています。このランキングを活用することで、より実用的な視点から大学を選ぶことができます。

つまり、大学を選ぶ際には、ランキングだけでなく、その大学のカリキュラムや学びの環境、キャリアサポートの内容など、本質的な価値を見極めることが大切です。これを踏まえた上で、アメリカの大学の魅力を詳しく見ていきましょう!

THE世界大学ランキング TOP10校(2025年最新版)

タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)が発表する2025年の世界大学ランキングにおけるアメリカの上位校を一部ご紹介します。これらの大学は、教育、研究、国際的な評価など、多方面で優れた成果を上げています。特にアメリカの大学は多くの分野で世界をリードしています。大学名をクリックすると、各大学の詳細を見ることができます。是非大学選びの参考にしてみてください:

世界ランキング(THE)

大学名

2位

スタンフォード大学

3位

マサチューセッツ工科大学

4位

ハーバード大学

6位

プリンストン大学

7位

カリフォルニア工科大学

9位

カリフォルニア大学バークレー校

10位

イェール大学

13位

シカゴ大学

15位

ジョンズ・ホプキンズ大学

16位

ペンシルベニア大学

US News紙の国内大学ランキング

US Newsの国内ランキングは、教育の質学生の成果を重視し、入学難易度や学生の満足度など、実際の学びの環境を正確に反映しています。世界ランキングが研究成果や大学の規模に偏る一方で、小規模なリベラルアーツカレッジなども適切に評価されるのが特徴です。現地学生からも信頼されており、大学の「本質的な良さ」を知るための有用な指標として広く利用されています。

国内ランキング

大学名

1位

プリンストン大学

2位

マサチューセッツ工科大学

3位

ハーバード大学

4位

スタンフォード大学

5位

イェール大学

6位

カリフォルニア工科大学

7位

デューク大学

8位

ジョンズ・ホプキンズ大学

9位

ノースウェスタン大学

10位

ペンシルベニア大学

アメリカの名門リベラルアーツ・カレッジ

リベラルアーツカレッジは学生数が多くても約3000人と小規模で、大学院を持たないのが特徴です。そのため、研究成果で評価される総合大学とは異なり、少人数制で質の高い教育に特化しています。特に教授との距離が近い環境が整っており、アイビーリーグに劣らない、あるいはそれ以上の教育水準を提供している場合もあります。ここでは、アメリカの名門リベラルアーツカレッジのトップ5をご紹介します:

大学名

1位

ウィリアムズ大学

毎年リベラルアーツカレッジランキングのトップに輝く、マサチューセッツ州の名門校。

2位

アマースト大学

小規模ながら多彩なカリキュラムを誇り、自由な学びが可能なマサチューセッツ州の大学。

3位

スワースモア大学

ペンシルバニア州に位置し、理系と文系がバランスよく充実している。

4位

ポモナ大学

カリフォルニア州のリベラルアーツカレッジで、リサーチ機会や多文化的な教育が特徴。

5位

ウェズリアン大学

コネチカット州にある創造性と学術の両方を重視する大学。

アメリカの名門大学群アイビーリーグとは?

アイビーリーグは、アメリカ北東部にある8つの名門大学を指します。これらの大学は、教育と研究の両面で世界トップクラスの評価を受けており、卒業生のネットワークやブランド力が非常に強いのが特徴です。アイビーリーグには、以下の大学が含まれます:

ハーバード大学

イェール大学 

プリンストン大学

コロンビア大学

ペンシルバニア大学(UPenn)

ダートマス大学

コーネル大学

ブラウン大学

また、「パブリックアイビー」と呼ばれる州立大学の名門校群も存在します。これには、カリフォルニア大学バークレー校やミシガン大学、バージニア大学などが含まれ、アイビーリーグに匹敵する質の高い教育を提供しています。

アメリカの大学への出願プロセス

アメリカの大学は”Common App”を使う!

アメリカの大学への出願は、主にCommon Application(通称Common App)を利用するのが一般的です。このオンラインプラットフォームを使えば、複数の大学への出願を一括で管理できるため、手続きが効率的です。必要な提出書類には、高校の成績証明書(トランスクリプト)、エッセイ(志望理由書)、推薦状、およびSATやACTなどの標準テストのスコアが含まれます。ただし、近年はテストオプショナルを採用する大学も増えています。

さらに、出願には課外活動や受賞歴、リーダーシップ経験をアピールするセクションがあり、学業以外の成果も重要視されます。一部の大学では、追加の短いエッセイ(サプリメンタルエッセイ)の提出が求められることもあります。これらのエッセイでは、志望する理由や大学で達成したい目標などを具体的に記載する必要があります。

また、コミュニティカレッジや州立大学では、独自のオンライン出願ポータルを使用する場合もあります。大学ごとに提出期限や必要書類が異なるため、進学先の公式ウェブサイトをしっかり確認することが重要です。

アメリカの出願プロセスは多面的で個人の背景や強みを評価するため、準備に時間をかけることが成功のカギとなります。

日本の高校から出願する時の留意点

アメリカの大学に出願する際、日本の高校生は事前準備が重要です。まず、アメリカの高校は4年間で構成されているため、日本での中学3年生から高校1年生までの成績証明書を英訳して提出する必要があります。この手続きには時間がかかるため、早めに中学や高校の先生に相談して準備を進めましょう。

また、推薦状が必要な場合も多く、特に英語が得意でない先生に依頼する際は、下書きのサポートなど工夫が求められます。

アメリカの大学は成績だけでなく課外活動も重視します。部活動に加え、大会出場やボランティア活動、リーダーシップ経験など、具体的な成果を示すことが評価されます。

さらに、留学生はTOEFLやIELTSのスコア提出が必要で、トップ大学ではTOEFLスコア100~110以上が求められることが一般的です。英語力に自信がない場合は、基準が低い大学やコミュニティカレッジからの編入ルートを検討するのも有効です。

一部の大学ではSAT/ACTのスコアや面接が必要で、特にアイビーリーグのような難関校ではエッセイやインタビューで自己アピールする機会が重視されます。

これらの準備を高1、高2の段階から始めることで、余裕を持って対応することができます。アメリカ大学の進学は多面的な準備が求められるため、早めの計画が成功の鍵となります。

まとめ

今回の記事では、イギリスの大学の特徴やメリット、進学方法、そして現地での学生生活や費用について網羅的に解説しました。

ポイントを振り返ると…

  • アメリカの大学の魅力:アメリカの大学は、世界トップクラスの教育と研究環境を提供し、多様な学生に広く門戸を開いています。専攻選択の柔軟さや編入制度など、個々のニーズに合わせた学びのスタイルが可能で、グローバルな視点やスキルを身につける絶好の機会を提供しています。また、奨学金制度や充実したサポート体制、さらには多様性を尊重する環境など、アメリカならではの魅力が詰まっています。
  • 進学方法と準備のポイント:Common Appを活用した出願手続きや、SAT/TOEFLスコア、課外活動の準備など、アメリカの大学進学に必要なプロセスを簡潔に解説しました。
  • 費用や奨学金情報:生活費や学費が高額になる点に注意。学費や生活費の相場と、それを軽減するための奨学金制度やアルバイトの活用方法についても触れました。

アメリカでの学びは、あなたの未来に新たな可能性を広げるはずです。

アメリカの大学進学を目指すなら、準備は早めに!

アメリカの大学は、多様なバックグラウンドを持つ学生たちと切磋琢磨しながら質の高い教育を受けることができます。一方で、情報収集や書類作成、進学準備には時間と手間がかかります。

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