- 2024/12/4
- 2024/12/8
【海外大学生10人に聞いた!】なぜ海外大学に行くべき?現役学生の本音を大公開!


この記事を書いたライター
Karen
日本で生まれ、12歳で父の仕事の都合上ロシア・モスクワに移住。その後、15歳よりイギリス・ホーシャムにある全寮制の日本人学校に通う。2023年にキングス・カレッジ・ロンドンに進学し、ファンデーションコースを経て正式に学部課程へ進む。
「海外大学ってどんな魅力があるの?」
「海外大学に自分が進学できるか不安...」と悩んでいませんか?
海外大学に進学するのはハードルが高いと思われがちですが、実は、意外とそこまで難しいことではありません。
むしろ、飛び込んでみるとたくさんの魅力があるんです!
海外大学には以下のような魅力があります:
- 世界中の学生と切磋琢磨して、成長できる
- 異なる価値観に触れることで、視野が広がる
- 未知の環境や困難に挑戦する力が身につく
これらはあくまで魅力の一部にすぎません! 実際にはもっと多くの素晴らしい経験が待っています。

1. なぜ海外大:世界中の学生と切磋琢磨しながら柔軟な学びができる環境
海外の大学では、学問の深さだけでなく、学ぶ楽しさも大きな魅力です。
学びの環境は、単に授業を受けるだけでなく、多様な価値観を持つ学生たちと共に知識を深め、意見を交わしながら成長する場所でもあります。
以下で、世界中から集まる学生との活発な学びの場や、柔軟なカリキュラムについて詳しくご紹介します!
1. 世界中の優秀な学生と切磋琢磨して、成長できる環境
海外大には、学習意欲が高く、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まります。
世界水準の講義を行う教授たちのもとで、日々刺激的な学びが繰り広げられており、学ぶ楽しさを再発見する場でもあります。
「勉強」に苦手意識があっても、この環境では徐々にその気持ちが変わることも多いでしょう。
もちろん、課題の多さや学業の大変さに直面することもありますが、それを乗り越えたときの達成感や成長実感は格別です。
学びの楽しさや充実感は、こうした経験を通じて得られるものです。
「NTUだけでなく政府管轄の研究機関や国の卓越研究機関でノーベル物理学賞受賞者の先生のもとで研究する機会などもあり、他の環境では得られなかったであろう研究者としての成長を実感しています。」- Shuyaさん、南洋理工大学
2. 専攻に縛られない柔軟なプログラム
また専攻に縛られず、さまざまな分野の授業に触れることができることも海外大学の魅力です。
将来の進路に迷っている学生にとって、幅広い分野のコースを試しながら学びたいことを見つける絶好のチャンスとなります。
さらに、海外の大学では年齢に関係なく新たな学びを始めることができる点も魅力です。「
学ぶことに遅すぎる年齢はない」という柔軟な学びの場で、何歳でも自分の興味や探求心に従って新たな知識を深められる環境が整っています。
「University of Readingはダブルジョイントディグリーがある点も大きな魅力でした。」- Raiさん、レディング大学
2, なぜ海外大:多様な価値観に触れ、視野が広がる
海外大での学びは、教室だけではなく、日々の生活の中でも大きな成長を促します。
特に、異なる文化やバックグラウンドを持つ学生たちと過ごすことは、自分自身の価値観を広げる貴重な機会です。
以下で、学生寮での共同生活を通じて培われる人間力やネットワーク、また日常的に触れる多様な価値観がどのように人生を豊かにするかについて詳しく解説します。
1. 学生寮での共同生活で学ぶ人間力と広がるネットワーク
海外では大学は学びの場だけでなく、人間力を高める貴重な体験でもあります。
特に、学生寮での共同生活は、単独で過ごすことが少なく、複数人とキッチンやシャワーを共有することがほとんどであるため、協力やコミュニケーションスキルが自然と養われます。
また、世界中から集まった学生たちと生活することで、異なる文化や価値観に触れながら友達を作ることができます。
初めての環境に不安を感じることもあるかもしれませんが、共通の経験を持つ仲間と一緒に過ごすことで、安心感や信頼感が生まれ、すぐに新しい友人を作ることができるでしょう。
「University of Cambridgeの特徴的な点のひとつは、学生がカレッジに所属し、その中で生活する制度です。このカレッジでの生活を通じて、同じカレッジの仲間との絆が深まり、まるで家族のようなコミュニティが築かれます。また、カレッジ内で他の学生との交流が自然に生まれる環境があり、友人関係を育む場としてもとても整っています。」- R.I.さん、ケンブリッジ大学
「個人的には、1年目は学生寮に住むことをおすすめします。友達ができる可能性が高まる上に、イベント情報など大学の情報が入ってきますし、誰かとの共同生活を通じて学べることも多いです。また、自分の部屋もあるのでプライバシーも守られますし、セキュリティも24時間体制で整っています。」- Karenさん、キングス・カレッジ・ロンドン
2. 多様な価値観に触れ、視野が広がる環境
また海外の大学では、多様な価値観を持った学生たちとのディスカッションが日常的に行われます。
良いことは素直に褒め合い、違う意見には積極的に反論することで、互いに刺激し合い、深い議論が生まれます。
このような環境では、多様な価値観を持った人を互いに尊重し合うグローバルな価値観を身につけることができ、視野を広げるとともに、自分の価値観も再考する機会が増えます。
日本では得られないような多様な文化や考え方を共有し、人生がより豊かに、柔軟に変わることを実感するでしょう。
「多様性が尊重されており、学生の意見を大切にする環境が整っています。キャンパス内では政治的なプロテスト(抗議活動)がよく行われていて、たとえばパレスチナ問題についてのプロテストもありました。もちろん、イスラエル側を支持するプロテストもあり、さまざまな立場や意見が尊重されているのを感じます。生徒の安全を考慮した上で、暴動にはならないように大学側がコントロールをしながらも、学生の意見を主張する場所は常に大学が提供しています。ですので、学生たちものびのびと自分の意見を主張する文化が浸透しているように感じます。」- Annaさん、ハーバード大学
3. なぜ海外大:未知や困難なことに挑戦する力が身につく
留学を始めたばかりの頃、誰しも不安を感じるものです。
「友達ができなかったらどうしよう」「勉強についていけなかったらどうしよう」といった心配事が頭をよぎり、マイナス思考に陥りがちです。しかし、そうした不安も一歩踏み出すことで次第に克服できることを実感します。
以下で、海外大学ではどのようにそのような不安を乗り越えて、成長していくことができるのかについて詳しく紹介します。
1.一見すると 未知や困難に見えることでも挑戦する力
留学初期は、誰でも不安や心配を抱えるものです。
漠然とした不安が、頭を占めることがあります。
しかし、実際にはこうした不安を克服する力は自分の中に備わっています。
時間が経つにつれ、周りにも同じような不安を抱えた仲間が多くいることに気づきます。
そのため、焦らず、自分のペースで進んでいくことが大切です。
友達を作ることや勉強に追いつくことも、最初は少しずつ、でも確実に克服していけます。
最終的には、自分のスタイルで学び、生活することができ、それが精神的な余裕を生み出します。
「留学そのものに興味を持っているけど、不安を感じている人にも伝えたいのは、英語が完璧じゃなくても全然大丈夫ということです。『自分は英語ができないから留学は無理かな』と思わずに、まず一歩踏み出してみてください。こっちでのやる気さえあれば、英語力もどんどん伸びますし、新しい環境での成長も実感できます。実際に来てみれば、思っていたほど大変じゃないと感じることが多いはずなので、気負わずに挑戦してみてください!」- Ryodaiさん、ブリティッシュコロンビア大学
「大学の校風として、学生同士での助け合いの精神があるのも魅力的に感じます。スタンフォードでは、他大学と異なり、学生同士が協力し合いながら勉強に取り組む風潮があります。ライバルというよりも仲間として、お互いの成長を支え合うカルチャーが浸透しており、特に試験期間中などは、教え合いながら和気藹々と一緒に勉強する姿が見られます。」- Shinさん、スタンフォード大学
「個人的にアグレッシブにいく人ほど大学生活をエンジョイしていると感じています。例えば、クラブに行ってみる、(大学だったら)隣に座った人に話しかけてみる、伝統的なその場所の食べ物を食べてみるとかです。1年目は特に未知なことも多いと思うので、とりあえずやってみるというマインドで過ごすといいと思います。私自身、1年目に言われて納得した言葉なのですが、「やってみないと嫌いとか苦手とかわからない」、本当にこれに尽きると思います。」- Yumejuさん、リバプール大学
2. 主体的に新しいことに挑戦する力が身につく
不安を乗り越えた後に待っている世界は、まさに無限の可能性を秘めています。
最初に感じた不安や困難を乗り越えた経験自体が大きな自信につながり、次は新しい挑戦に挑む意欲を引き出してくれます。
海外大では、部活やサークル活動、キャリアイベント、ボランティア活動など、無数の課外活動が提供されています。
その多くは学生主導で行われており、自分から行動を起こす力が自然と養われます。こうした経験が、自分の成長を促し、さらなる挑戦へと導いてくれるのです。
「学生同士の交流も活発で、キャンパスライフを楽しんでいる学生が多い一方、学力レベルも世界的に評価されているため、“Work hard, play hard”の精神が根付いている印象です。学業に真剣に取り組みつつも、息抜きの機会も豊富で、バランスの取れた学生生活を送っている人が多いです。」- Rinさん、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
「目標に向けてあきらめずに努力し続ける力も必要ですが、同時に息抜きできる趣味を持つことも重要です。新しいクラブ活動や趣味に挑戦するオープンマインドで、自分を成長させるチャンスを楽しんでください!」- Yukiさん、バックネル大学
目的を明確にし、なぜ海外大かを考えよう
海外の大学に進学することは、大きな決断であり、多くの時間とお金を費やす選択です。
留学には数えきれないほどの魅力やメリットがありますが、それと同時に、しっかりとした目的を持つことが重要です。
留学を決めたその瞬間から、実際に出発するまでに一度立ち止まって、自分が留学をする理由や、得たいものを改めて考えてみましょう。
1. 目的を明確にすることの重要性
目的がはっきりしないと、学校選びや専攻選びは非常に難しくなります。
どんな環境で学びたいのか、どんな知識を深めたいのか、留学を通じて自分がどのように成長したいのかを考えなくてはなりません。
留学を通して得たい経験やスキルが明確であれば、進学先や専攻も自然に絞り込めるはずです。
「海外進学に向いているのは、学びを楽しみ、責任感があり、目標に向かって努力し続けることができる人だと思います。」- Yukiさん、バックネル大学
2. 保護者や先生との相談を大切に
また、留学の目的を深く考えるためには、信頼できる人たちと相談することも有益です。
保護者や学校の先生、経験者などに意見を求めることで、客観的な視点を得ることができ、さらに自分の考えも整理されていきます。
相談を通じて、自分が本当にやりたいことや、留学する意義を再確認できることもあります。
自分の夢や目標を理解し、背中を押してくれる人に相談することで、確信を持って進むことができるでしょう。
「なぜ留学をするのか」「留学をして何を学びたいのか」を一度立ち止まって深く考え、目的を明確にすることが、留学生活を充実させるための第一歩です。
なぜ海外大学に進学するのかのまとめ
今回の記事では、現役の海外大学生10人にインタビューし、なぜ海外の大学に進学したのかについてご紹介しました。
海外大学の魅力は以下の通りです:
- 世界中の学生と共に学び、多様で柔軟な教育環境を体験できる
- 異なる価値観に触れることで、視野が広がり、新たな可能性を見つけられる
- 未知の環境や困難に挑戦することで、自信と成長を手に入れられる
これ以外にも、海外大学にはたくさんの魅力があります。
多様な経験を通じて、自分の可能性を広げたい方には、海外大学進学を強くおすすめします!
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