米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校での留学体験談:UCLAで学んだ多様性と挑戦
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles, 通称UCLA)は、アメリカの名門大学として世界中から多くの留学生を集めています。今回はApplied LinguisticsとComputer Scienceを専攻したM.K.さんに、UCLAでの留学生活や大学を選んだ理由、そして後輩へのアドバイスについてお話を伺いました。
- 2024/11/11
- 2024/11/15
M.K.さん
University of California, Los Angeles (UCLA)
専攻: Applied Linguistics, Computer Science
- #正規留学生
- #コミカレ経由
- #大学編入
- #アメリカ
UCLA入学前のM.K.さんの経歴について教えてください。
私は高校卒業まで日本で過ごし、その後カリフォルニア州のコミュニティカレッジであるPalomar Collegeに進学しました。UCLAに編入する際、Palomarでの成績とエッセイ、それに課外活動が重要でした。日本にいた頃は英語のリスニング力を伸ばそうと、ハリーポッターなどを英語字幕で観るようにしていましたが、スピーキングが苦手で、もっと準備しておくべきだったと感じています。
M.Kさんはなぜアメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校を進学先として選ばれたのですか?
高校1年生の時にカリフォルニアへ短期留学し、その明るい雰囲気が好きになりました。UCLAはカリフォルニアで有名な大学の1つで、魅力的なキャンパスライフを提供してくれると感じていました。UCサンディエゴ(UCSD)も選択肢にありましたが、最終的にはUCLAに進学を決めました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校に出願する上での、具体的なプロセスについて教えてください。
Palomar Collegeの成績とエッセイが大きなポイントでした。課外活動もアピールの一つで、大学図書館でバイトをしたり、JSA(日本人学生協会)でオフィサーとして活動したり、課外活動にも力を入れていました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の校風について教えてください:
UCLAは、学業と課外活動の両立ができる環境が整っているのが特徴です。特にクラブ活動やサークルを大切にする文化があり、OB・OGとの関わりも深いんです。また、学生は「UCLAの一員であること」に誇りを持っていて、どこか他の大学よりも強い自信を持っているように感じます。
実際にUCLAに行ってみて良かったと感じる点を教えてください。
UCLAは知名度が高いので、大学には多くの企業が訪れます。就職活動のチャンスが多く、人脈も広がりやすいですね。また、日本人の学生も多いので、文化的なギャップを感じずに過ごせるのも魅力の一つです。
逆に、悪かった点、もっとこうだったらよかったと思う点はありますか?
学費が高いことと、都市部にあるため移動に時間がかかる点が少し大変でした。また、政治的なデモが行われることもあり、特にパレスチナのデモの際には友人が怪我をしたことがありました。安全面には注意が必要だと感じましたね。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の授業のスタイルについて教えてください
授業の規模が科目によってかなり異なります。言語学は50人ほどのクラスで、教授との距離が近いですが、CS(コンピュータサイエンス)は300人規模になることもあります。大人数の授業では教授との関係が薄くなる反面、プログラミングをひたすらこなす時間が多く、集中して学べます。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校での1日のスケジュールを教えてください。
10時から授業が始まり、昼食をはさんで午後にもクラスがあります。夕方には図書館でアルバイトをして、その後は課題や自由時間を過ごします。週末にはJSAのイベントに参加したり、友達とビーチに出かけたりしてリフレッシュしていました。
在学中に印象に残ってるイベントはありますか?
特に印象深いのは、期末試験期間に夜中の12時になると学生全員が叫ぶ「Midnight Scream」です。毎回すごい盛り上がりでしたね。また、「Andy Run」というイベントでは、1000人以上の学生が下着姿でキャンパスを走り回る光景が印象的でした(笑)
大学での日本人コミュニティについて教えてください。
日本人の学生が多く、JSAも活発に活動しています。日本文化が好きな学生も多いため、日本語を話せる仲間がたくさんできました。また、Sawtelleというエリアには日本料理店が並び、ホームシックになったときには癒される場所です。
最後に、これから留学を志す中高生の方々にメッセージ・アドバイスをお願いします!
スピーキングの練習をしておくと友達作りがしやすくなりますし、自己表現に自信がつきます。思っているよりも現地の人はフレンドリーで差別も少ないので、気後れせずに積極的に挑戦してください。UCLAは大規模で多様性が豊かな大学ですので、きっと自分に合った仲間や学びが見つかるはずです!