logo

留学体験談

University of Bath

バース大学

英・バース大学の留学体験談:コンピューターサイエンスを学ぶYoshiさんに聞く

Yoshiさんはバース大学でコンピューターサイエンスを専攻しており、AI技術とロボット工学に特化した勉強をしています。本インタビューでは、Yoshiさんが語るバース大学での学びと生活、そして留学生としての日々に迫ります。

2024/11/4
2024/11/4
Yoshi

Yoshiさん

University of Bath

専攻: コンピューターサイエンス(BSc Computer Science)

  • #正規留学生
  • #理系
  • #イギリス

バース大学入学前のYoshiさんの経歴について教えてください。

僕は、高校はロンドンにあるSt Paul’s Schoolというところに通っていました。A Levelでは数学、さらに高度な数学、コンピュータサイエンス、物理を専攻していました。高校を卒業後、同国のバース大学に進学しました。

Yoshiさんはなぜイギリス・バース大学を進学先として選ばれたのですか?

コースの内容をじっくり調べた結果、AIやロボット工学に重きを置いたコンピュータサイエンスのカリキュラムが魅力的だったからです。同じくコンピュータサイエンスが充実している大学としてクイーンズ・メリーやインペリアルにも出願しましたが、最終的にはイングランドの3年制で早く卒業できるバースに惹かれました。スコットランドは4年制が多いので除外し、アメリカも考慮しましたが、当時の状況(コロナや政情不安)が影響し、最終的にはバースに決めました。

Yoshiさん感じられるバース大学の特色について教えてください。

バース大学は、理系分野やビジネス、PPE(哲学、政治、経済)に特化しているのが大きな特徴です。反対に、言語学や人文学、アート系の学問はほぼなく、理系に強い大学としての位置づけが明確です。キャンパスは丘の上にあり、全ての施設が集約されているため、学生生活の利便性も高いです。

また、バースの街自体が世界遺産であり、穏やかで自然豊かな環境です。街は学生と観光客が半々で構成されており、落ち着いた雰囲気がある一方、バイト先は少なく、働く場所を見つけるのは難しいかもしれません。

実際にバース大学に行ってみて良かったと感じる点を教えてください。

バース大学では、特にAI重視のコンピュータサイエンスコースがしっかりと充実していて、専門性を深く掘り下げられるのが魅力です。理論だけでなく、応用も重視しているので、学ぶ内容が実践的で、将来的なキャリアにも直結すると感じています。

また、バースの街自体も静かで落ち着いた雰囲気で、自然が豊かなのでリラックスして過ごせる環境が整っています。学生生活の忙しさの中でも、ふとした時に街のゆったりとした空気に癒やされるのも、ここでの生活の良いところだと思います。

逆に、悪かった点、もっとこうだったらよかったと思う点はありますか?

バースは観光地ということもあり、家賃がかなり高いです。ロンドン並に地価が高いので、特に2年目以降は街に住む必要が出てくると、生活費の負担が大きくなりました。特に、住む場所が選べないと予算的に厳しくなることもあって、生活費が圧迫される点は、バースでの学生生活のデメリットの一つと言えます。

バース大学の1日のスケジュールについて教えてください。

1年目はキャンパス内や街の学生寮に住んでいて、授業の日は朝からバスでキャンパスに向かいます。街の中心からキャンパスまではバスで約15分ほどですが、特に朝の通学時間帯は満員で乗れないことも多く、少し早めに行動することがポイントです。

キャンパスは丘の上にあり、バスがないと結構急な坂を登ることになりますが、景色が綺麗で朝の良い運動にもなります。キャンパス内に着いたら授業や図書館での勉強に励み、夕方には寮に戻ってくるのが基本的な1日の流れです。

大学での授業、周りの学生の雰囲気はいかがですか?

1年目は高校のA Levelで学んだ内容をやり直すような感じなので、ペース速めで基礎内容を淡々と進めていく感じでした。学習内容は僕的にはすでに馴染みのあるものだったので理解はしやすかったですが、基礎知識がないと大変かもです。

周りの学生の学力レベルにはばらつきがあり、基本的に平均水準よりは高いものの、できる人とそうでない人の差が見受けられました。そのため、自分のペースで進められる部分もありますが、授業の進度についていくにはある程度の自己管理が必要です。

バースでの生活環境はいかがですか?

街の治安は非常に良く、全体的に落ち着いた雰囲気があり安心して過ごせます。ただ、観光客が多いためか、たまに自転車の盗難などの小さな事件はあるようです。週末はPubやクラブで飲む人も多く、友人たちと賑やかに過ごすこともあれば、気分転換にブリストルまで足を延ばすこともあります。基本的には、Bathでのんびりと自然豊かな環境を楽しみながら、休日をゆったり過ごしています。また、スポーツが盛んな街でもあるので、アクティブに過ごしたい人にとっても充実した生活が送れる場所です。

在学中に印象に残ってるイベントはありますか?

バース大学では、大学主催のイベントは少ないものの、いくつか印象深いものがあります。特に入学時のFresher’s Weekは、各サークルやソサエティによる勧誘や、街を案内するツアーが行われ、新入生にとって大学や街を知る良い機会です。

さらに、学期末に開催される「Summer Ball」は一大イベントで、キャンパスが遊園地や屋台で賑わい、普段とは違った雰囲気を楽しめます。学生たちが一堂に集まり、学期の終わりを祝う盛大なパーティーのようなもので、とても活気があります。

大学で行っている課外活動はありますか?

Baths Japan Society(日本人学生会)のキャリアオフィサーを務めています。キャリアサポートやイベントの企画を通して、他の学生とも積極的に交流できる場が広がっています。また、Table Tennis Societyにも所属しており、大学間での対抗戦なども行われるので、競技を通じて色々な大学の学生と関わる機会が持てるのが楽しいですね。

大学での日本人コミュニティについて教えてください。

Bathsの日本人コミュニティは、体感で20人ほどと小規模です。イギリスの大学では一般的に交換留学生が多い印象がありますが、バースには交換留学生がいないため、長期滞在の正規留学生が中心です。この規模感ゆえに、日本人同士のつながりも密で、同じ境遇を共有できる仲間がいる安心感があります。

最後に、これから留学を志す中高生の方々にアドバイスをお願いします!

1年目はオンキャンパスの寮に住むのがおすすめです。住環境が整っているため、友達も作りやすく、生活面でのサポートも受けやすいですよ。また、寮生活の準備は入念に行いましょう。

バースはロンドンなどに比べて留学生が少なく、日本人もあまり多くありません。その分、現地のイギリスらしい生活を味わうことができるので、イギリス文化を深く知りたい方にはおすすめです。是非興味を持ったらバースについてもっと調べてみてください!

現役TOP海外大生による留学サポート、
本格始動!

海外大学への進学を考えていますか?留学に興味があるけれど、どこから始めればいいのか分からない…そんな方に向けて、RyuPassは現役留学生や留学経験者によるサポートサービスを 提供しています。

サポートへ申し込む