- 2024/12/17
【大学紹介】カナダのトップ大学5選|おすすめランキングと特徴を徹底解説!
この記事を書いたライター
Hina
留パスの編集長。日本で生まれ、18年間日本で過ごす。留学経験ゼロの純ジャパとして、2022年からカナダのトロント大学に進学。国際関係学と社会学を専攻。
みなさんこんにちは!留学情報をお届けする海外大生ライターのHinaです!
カナダの大学といえば、皆さんはどんな大学を想像しますか?
アメリカのハーバード大学などは有名ですが、カナダの大学はパッと思い浮かばないかもしれません。
実は、カナダには約100校の大学があり、その中でもトロント大学は世界ランキングで21位にランクインしています。
カナダの大学は教育水準が非常に高いことで知られており、世界中から学生が集まる魅力的な学びの場となっています。
この記事でわかること:
- カナダの大学の魅力
- カナダのおすすめランキング上位5大学
カナダの大学の魅力5選を解説!
まず、はじめに、カナダの大学の魅力を5つ厳選したので、以下でご紹介します!
1, 多文化社会のため、視野が広げることができる
カナダは移民が多く、文化的に非常に多様性に富んだ国です。
特にトロントやバンクーバーなどの大都市では、世界中から集まった留学生や移民が暮らしており、日常的に異文化に触れることができます。
このような環境で生活することで、他の国や文化について学び、異なる価値観や視点を得ることができるのです。
日本にいるとどうしても「日本的な常識」だけに囚われがちですが、カナダの大学での学びや交流を通じて、国際的な視野を広げることができます。
たとえば、異なる文化の中で育ったクラスメートとディスカッションをしたり、地域ごとの慣習や価値観について意見交換をすることが日常的に行われます。
2, アメリカに比べると比較的治安が良い
カナダは犯罪率が比較的低く、銃社会であるアメリカとは異なり、治安面で安心して暮らせる環境が整っています。
カナダの大学キャンパスは一般的に治安が良好で、学生たちは心配なく学業に集中できます。
もちろん、大都市には犯罪がまったくないわけではありませんが、治安はアメリカの多くの都市に比べて格段に良いと言えます。
特に、カナダでは銃による暴力が厳しく制限されており、日常生活の中で銃の発砲事件や暴力事件に遭遇する確率は低いです。
留学生として新しい環境に馴染む際に、治安の良さは大きな安心感を与えてくれます。
3, 学費が比較的安い
カナダの大学はアメリカの大学と比較して学費が抑えられるのが、大きな魅力の一つです。
もちろん、トロント大学やUBCなどの名門大学では学費が年間600万円ほど高額ですが、それでもアメリカの大学に比べると、かなりリーズナブルです。
アメリカの私立大学などは、年間の学費が1000万円を超えることもありますが、カナダではそれに比べて平均的に抑えられています。
また、カナダの大学では学費の負担を軽減するための奨学金制度や、インターンシップを通じて実務経験を積みながら学費を補う機会も多くあります。
生活費に関しては都市によって大きく異なり、特にトロントやバンクーバーなどの大都市では家賃が高くなりますが、逆に地方都市ではかなり安価に生活することができます。
予算を計画的に立てれば、経済的にも充実した学生生活を送ることが可能です。
4, 専攻の柔軟性
カナダの大学では、入学時に専攻を決める必要がなく、2年次に専攻を決めることができます。
この柔軟性は、特に自分の将来の進路がまだ決まっていない高校生にとって非常に大きな利点です。
高校時代に「これがやりたい!」という専攻を決めるのは難しいことも多いため、入学後に様々な分野を試してみて、自分に最適な専攻を選べるのは大きなメリットです。
一方で、既にやりたい学問が決まっている学生にとっては、専攻が早い段階から決まるイギリスやオーストラリアの大学の方が深い学びを提供しているとも言えるため、自分の学問への熱意に応じて選択肢を決めるのが良いでしょう。
5, 受験が比較的簡単
カナダの大学の大きな特徴として、アメリカの大学に比べて受験が比較的シンプルなことが挙げられます。
アメリカの大学ではエッセイや面接、課外活動のアピール、SATやACTのスコアなど、準備することが多いですが、カナダの大学は基本的に高校の成績と英語力の証明だけで入学できます。
例えば、TOEFLやIELTSのスコアを提出し、学業成績が良ければ受験のハードルは比較的低くなります。
もちろん、大学によっては追加の要件がある場合もありますが、アメリカの大学に比べると、エッセイや面接の準備は不要なため、比較的スムーズに進学の手続きが進むことが多いです。
ブリティッシュコロンビア大学のようにエッセイが必要な大学もありますが、総じて「受験の手間が少ない」と感じる学生が多いでしょう。
そのため、課外活動が心配な方にはカナダやオーストラリアの大学などがおすすめです。
Hina さん
カナダのおすすめトップ5大学をご紹介!
カナダの大学の魅力がわかったところで、以下で、現役トロント大学生の筆者が、カナダの世界ランキング上位の5大学について詳しく解説していきます!
1, カナダで最高峰を誇るトロント大学 (Univeristy of Toronto)
トロント大学は、カナダ最大規模の「マンモス校」で、2024年の世界大学ランキング21位に輝くなど、国内外で高い評価を受けています。
キャンパスは3つあり、メインキャンパスであるセントジョージキャンパスは、トロント市の中心に位置して利便性抜群です。
トロント大学の特徴の一つは、400以上の専攻が選べる点です。
卒業要件には3つのプログラムがあり、「Specialist」で1つの学問を深く学ぶ、「Double Major」で2つの専攻をバランスよく学ぶ、「Major and Two Minors」で1つの専攻と2つの副専攻を組み合わせる選択肢があります。
さらに、すべての学生は文系・理系の壁を越えた教養科目「Breath Requirement」を履修する必要があり、幅広い分野の知識を身につけることが求められます。
トロント大学には、工学部やロットマン商学部(Rotman Commerce)のような専門性の高い学部もあります。
日本人コミュニティが非常に強固で、日本企業への就職活動に有利なネットワークを築ける点も留学生にとって大きなメリットです。
クラブ活動も豊富で、ハリーポッターのクディッチをテーマにしたユニークなクラブなど、様々な趣味や興味に応じた活動が楽しめます。
学問と課外活動の両立を目指し、「Work Hard, Play Hard」の精神で充実した学生生活を送りたい方におすすめです。
Hina さん
トロント大学についての詳細な情報については、以下のページと体験談をご覧ください!
関連ページ:【徹底解説】トロント大学の特色や生活環境、進学情報などについて
関連記事カナダ・トロント大学での留学体験談:多様性と学びの選択肢が広がる大学生活
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2. 自然あふれる美しいキャンパスが有名なブリティッシュコロンビア (UBC) 大学
ブリティッシュコロンビア大学 (UBC)は、トロント大学と並ぶカナダのトップ校で、特に美しいキャンパスが世界中の学生を魅了しています。
キャンパスは、バンクーバーの西海岸に位置するメインキャンパスと、山々に囲まれた自然豊かなオカナガンキャンパスの2つがあります。
勉強だけでなく、アウトドアや自然を楽しみたい学生には理想的な環境です。
学士課程では250以上の専攻が提供されており、1年生向けの「Coordinated Arts Program (CAP)」は、興味のあるテーマに基づいて学べる独自のプログラムです。
これにより、興味を深めながら幅広い知識を得られるのが特徴です。
UBCには、世界160カ国以上からの留学生が在籍しており、異文化交流の機会が豊富です。
さらに、キャンパス内では定期的に多文化イベントが開催され、多様なバックグラウンドを持つ学生と交流することで、国際的な視野を広げることができます。
UBCは特に次世代エネルギー、ビジネス、自然科学、医学などで高い評価を受けています。また、カナダ首相ジャスティン・トルドー氏をはじめ、多くの著名な卒業生を輩出していることでも知られています。
自然が溢れるキャンパスで大学生活を過ごしたい方にはおすすめです。
Hina さん
ブリティッシュコロンビア大学についての詳細な情報については、以下のページを参考にしてみてください!
関連ページ:【徹底解説】ブリティッシュコロンビア大学の特色や生活環境、進学情報などについて
関連記事カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の留学体験談:Ryodaiさんが語る、カナダ留学のリアル
3. フランス語圏に位置するマギル (McGill) 大学
ケベック州モントリオールにあるマギル大学は、カナダを代表する総合大学の一つで、国際性と学術的な評価の高さで知られています。
学生数は約39,000人、そのうち31.8%が留学生を占め、世界中から多くの学生が集まる国際的な環境が魅力です。
モントリオールはフランス語圏に位置していますが、授業は英語で行われるため、英語を学びながらフランス語も習得したい方にとって理想的な環境です。
提供されている専攻は300以上に及び、特に医学部は世界トップレベルの評価を受けています。最新の研究施設と一流の研究者による教育が充実しており、医学分野でのキャリアを目指す学生に最適です。
また、MBAプログラムでは日本の大学院との提携もあり、国際的なキャリア形成を支援する体制が整っています。
モントリオールはノートルダム大聖堂や美術館などの歴史的建造物が立ち並ぶ美しい街で、文化的な生活を楽しむことができるのも魅力の一つです。
英語力の入学基準としては、TOEFL iBTでは総合86点(各セクション20点以上)、またはIELTSスコア6.5以上が求められます。
歴史や文化を楽しみたい方、また英語だけでなくフランス語にも挑戦したい方には特におすすめの大学です。
マギル大学についての詳細な情報については、以下のページを参考にしてみてください!
関連ページ:【徹底解説】マギル大学の特色や生活環境、進学情報などについて
4.医学などの研究が盛んなアルバータ(Alberta)大学
アルバータ大学は、カナダ西部アルバータ州エドモントンに位置する、質の高い教育と研究施設で知られる大学です。
キャンパスはエドモントン市内に5つあり、そのうち1つはフランス語専用のセントジーンキャンパスです。
主要なノースキャンパスは、市中心部から数分の場所に位置し、ノースサスカチュワン川を望む緑豊かな広大な敷地に150以上の建物が立ち並んでいます。
大学は医学、科学、経済など多くの分野で高い評価を受けており、特に研究施設が充実しています。
国立ナノテクノロジー研究所やLi Ka Shingウイルス研究所といった最先端の研究施設が設置され、学生たちは世界レベルの研究に触れることができます。
キャンパス内には駅やバスターミナル、図書館、売店、レストラン、ライブハウスなど生活を支える施設が整っており、蔵書数がカナダで2位を誇る図書館も利用可能です。
さらに、450を超える学生クラブやグループがあり、留学生が課外活動を通じて交流を深め、国際的なつながりを築ける環境も魅力です。
入学に必要な英語スコアは、TOEFL iBTで総合90点(各セクション21点以上)、またはIELTS Academicで総合6.5以上(各セクション6.0以上)です。
アルバータ大学は、医学をはじめとした最先端の研究を目指す方に特におすすめです。
アルバータ大学についての詳細な情報については、以下のページを参考にしてみてください!
関連ページ:【徹底解説】アルバータ大学の特色や生活環境、進学情報などについて
5. 実践にも重きを置くウォータールー(Waterloo)大学
ウォータールー大学は、特にコンピュータサイエンスやエンジニアリング分野で高い評価を受けており、実践的な教育が特徴です。
大学独自の「Co-op Program」により、学生は在学中にインターンシップを経験し、実務スキルを身につけることができます。
このプログラムのおかげで、卒業生はシリコンバレーをはじめとする大手企業で活躍しています。
また、スタートアップ支援プログラムも充実しており、在学中に起業する学生も多くいます。
キャンパスは4か所にあり、ウォータールー市内に位置するメインキャンパスは、留学生活に最適な環境を提供しています。
ウォータールー大学に必要な英語のスコアは、IELTS6.5またはTOEFL90となっています。
エンジニアリングに興味があり、実践的な教育を重視する方には特におすすめです。
ウォータールー大学についての詳細な情報については、以下のページを参考にしてみてください!
関連ページ:【徹底解説】ウォータールー大学の特色や生活環境、進学情報などについて
【まとめ】カナダのトップ大学でカナダ留学を実現しよう!
今回の記事では、カナダの大学の魅力やカナダの世界大学ランキング上位5大学を徹底解説しました!
カナダの大学には、多文化社会のため視野を広げられたり、アメリカと比べて学費の安さや受験の簡単さなどの魅力があります。
世界ランキングトップのカナダの大学には、トロント大学、ブリティッシュコロンビア大学、マギル大学などが含まれます。
どの大学もそれぞれ独自の魅力を持っており、興味のある大学を調べることで、自分にぴったりの学びの場が見つかるはずです!
ただし、留学の準備は情報収集や大学選びなど、取り組むべきことが多岐にわたり、時間と労力がかかります。「何から始めればいいかわからない…」と悩んでしまう方も少なくありません。大学選びは特に大変で、興味のある分野、立地、費用、生活環境などを一つ一つ比較し、自分に合った選択をする必要があります。
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